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黄金の巨大寝釈迦仏がある寺院“ワット・ポー”7つのみどころ

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HISでも、JTBでも、バンコクのパッケージツアーの表紙を飾っているあの方、そう、ぴっかぴかのお釈迦様!そのお釈迦様がいる場所“ワット・ポー”のみどころ7つをコネタを交えてまとめました。
※料金は1バーツ3.2円(2016年3月レート)で計算しています。
〈基本情報〉
利用時間:8:30~18:30
住所:Pra Nakorn, Bangkok
アクセス:エクスプレスボート[Ta Tein Pier]すぐ
拝観料:200バーツ(約640円)
制限:服装(キャミソールやショートパンツ等、肌が露出している格好での入場は不可)
〈参考文献〉
AMAZING THAILAND
Wikipedia


▼そもそもワット・ポーって?
▼みどころ1 ワット・ポーといえば“黄金の巨大寝釈迦仏”
▼みどころ2 螺鈿細工の宗教画
▼みどころ3 煩悩を捨てる、108の鉢
▼みどころ4 「どうしてこうなった?」
▼みどころ5 中国とタイの混合建築様式
▼みどころ6 回廊と増える仏像
▼みどころ7 やっぱり本堂を見なくちゃ
▼おわりに

▼そもそもワット・ポーって?

バンコク最古の寺院
1688~1703年に建てられたとされるバンコク最古の寺院です。
正式には『ワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム』という名称です。
名前が長く複雑であればあるほど箔がついてありがたみが増すそうです。王室寺院なので、きっと最上級です。(これ以上だと私読めません。)
 
東京ドーム1.7個分
敷地面積は約80,000㎡(=東京ドーム約1.7個分)と、とても広いです。
これを歩き回るなんて、と遠い目をしたあなたに朗報です。なんと、見どころはすべて北側にまとまってくれているようです。安心しました。

エクスプレスボートで行こう
ワット・ポーは電車の最寄り駅から1時間歩きます。もはや、最寄り駅ではありません。
なので、観光がてらボートで行くのがおすすめです。BTSサパーンタクシン駅のすぐ真下にあるサトーン船着場(Sathorn Pier)からボートで15分、ターチャン船着場(Tha Chang Pier)で降りて5分程度歩くと着きます。マハラート通り(Thanon Maha rat)とタイワング通り(Thanon Thai Wang)の交差するあたりです。

寄り道しよう
この地域にはぜひ見ておきたいタイの主要寺院がたくさんあります。エメラルド寺院(ワット・プラケオ)、王宮、ワット・アルン、ワット・マハータートなど。時間があれば、巡っておきたいですね。


▼みどころ1 ワット・ポーといえば“黄金の巨大寝釈迦仏”

ワット・ポーといえば
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どーん!!入り口からすぐのお堂に入るとお釈迦様の巨大なお顔が怯えるレベルでお出迎えしてくれます。

とても大きい
寝ている肘から頭の先までの高さは15m、奈良の東大寺大仏の座高とほぼ一緒です。修学旅行で見て大きいと思った大仏様が小さく感じます。
当然、全長だってロングです!なんと46m!サッカーコートの横幅と同じくらい(分かりにくい)、新幹線の2両よりちょっと短いくらい(分かりにくい)、徒歩35秒分くらい(分かりにくい)、なんです。

なぜ、寝てるの?
そんなお釈迦様、寝ているのには理由があります。仏像というと座っている姿を想像しますが、お釈迦様の像には、立っている姿(立像)、座っている姿(坐像)、寝ている姿(涅槃像)、の3種類があります。
一説に立像はいまだ修行中で悟りを開く前の姿、坐像は修行して悟りを開かんとしている時(あるいは開いた直後)の姿、そして涅槃像はすべての教えを説き終えて入滅せんとする姿を顕すとされています。
また、涅槃像には、目が閉じているものと、開いているものがあり、目を閉じた涅槃像は、既に入滅した姿で、目が開いている涅槃像は最後の説法をしている姿を顕しているといわれています。
それを考えると、ワット・ポーのお釈迦様は説法をしてくれている、ということになりますね。私、耳を澄ますと、大切な何かが聞こえる気がしてきました。


▼みどころ2 螺鈿細工の宗教画

足の裏にびっしり
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人の流れに沿って歩き進めるとお釈迦様の足へとたどり着きます。ぺったんこの偏平足は“悟りを開いた者のしるし”だそうです。そこには仏教と深い関わりを持つバラモン教の108の真理が螺鈿細工(貝殻を細工した装飾)で描かれています。虹色に反射してとてもきれいです。


▼みどころ3 煩悩を捨てる、108の鉢

煩悩よ、消えろ
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更に進んで寝釈迦仏の背中側に来ると、そこには壁に沿って108個の鉢が並んでいます。
108個(=煩悩の数)の鉢に一つずつコイン(サタン)を入れて煩悩を捨てていきます。108枚のコインは20バーツ(約64円)で購入できます。

なぜ、108?
宗教画もそうでしたが、108という数は仏教では煩悩の数と言われています。なぜでしょう?一説には下記の4つの数字を掛け合わせた結果であると言われています。
①ベースとなる6の感覚〈人間の五感(眼・耳・鼻・舌・身)と意識(意)〉
②3つの悩み〈好(気持ちがよい)悪(不快)平(どちらでもない)〉
③2つのジャッジ〈浄(きれい)染(きたない)〉
④3つの時空〈過去、現在、未来〉
6つの感覚それぞれに3つの悩みがある…6×3=18の煩悩
18の煩悩は浄か染の2つに分けられる…18×2=36の煩悩
36の煩悩は3つの時空に存在する…36×3=108
何となく、納得です。


▼みどころ4 中国とタイの混合建築様式

71の仏塔
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敷地内にいくつも建っている塔は仏塔といって王や王族のお墓のようなものです。
鮮やかな色使いが中国の伝統建築を彷彿させませんか?実は寺院内の建物、
中国とタイの文化が混合した代表的な様式なんです。良く見ると中国陶器の破片もはめられています。
東西交易の拠点であったタイは、インドや中国からの影響を受けつつ育まれたそうです。


▼みどころ5 「どうしてこうなった?」

本堂回廊の南にある中庭
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この子たち、ヨガの基本的なポーズをしているらしいのですが、何人か「どうしてこうなった?」とつっこみたくなる子がいます。ぜひcheckしてみてください。


▼みどころ6 回廊と増える仏像

本堂を囲む回廊
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内回廊には150体、外回廊には244体の仏陀像があると言われています。これらは、熱心な信者から寄進されたそうです。もしかしたら、今も増え続けているかもしれません。


▼みどころ7 やっぱり本堂は行かなくちゃ

本尊はアユッタヤー時代の仏像
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本尊とは、寺院の本堂に安置されている、信仰の対象として最も尊重される中心的な仏像のことです。
つい、そのインパクトから黄金の巨大寝釈迦仏ばかりに注目が集まってしまいますが、ワット・ポーのメインはここなんです。

本堂
8枚の扉は外側に美しい螺鈿細工のラーマキエン物語、内側にお坊さんの位を表す長い栖のついたうちわの模様が描かれています。
窓の外側は金箔とガラスで飾られた木彫りになっていて、内側にはタイの位の高いお坊さんの名が書かれています。
壁には、お釈迦様の一生、お釈迦様の41人のすぐれた弟子の話、天国の話、タイの童話のもとになった話の4つの壁画が描かれています。


▼おわりに

今回は見学を前提に7つのみどころをお伝えしました。
ワット・ポーはタイ古式マッサージの総本山でもあるので、マッサージを受けてみたり、早朝には無料でヨガを受けられたりするので、時間のあればチャレンジするのも面白そうですね。
そんなわけで、魅力満載のワット・ポーにぜひ足を運んでみてください。
素敵な旅になりますように。